再生不良性貧血『ポンコツズイ』矢作理絵
読み終わりました。
かなりヘビーです。
作者さんは、特発性再生不良性貧血
にかかり骨髄移植を受けます。
骨髄移植を受けたらいいほうに
向かうと思いますよね。
それが新たな闘病の始まりになります。
骨髄移植のドナーさんも全身麻酔を
してどんな負担がかかるかわかりません。
でも、受ける人も簡単ではありません。
前処置として4日間の化学療法、それから
移植日当日に放射線療法を行います。
それが過酷で読んでいても辛くなります。
その後も順調に回復というわけには
いかず、副作用などに苦しめられます。
作者さんは痣が多かったことで気づきましたが
どこらへんで病院に行くかでその後が
決まると思います。
この方の性格のおかげか、家族にも
友人にも恵まれているのが救われます。
病気によって無くすものもあり得られるもの
もある。
確かにそんなことを感じます。
私はコレステロール値が高いこともあって
数か月ごとに血液検査をしています。
2月に血液検査をした時は、軽い貧血
でしかありませんでした。
それが6月血小板が要検査。
他の病院を紹介されました。
はっきりした結果は6月30日にならないと
わかりません。
でも、検査漬けになるのは覚悟しなければ
いけないでしょう。
その前にこの本に出合えたことは幸せ
だったと思います。
出会いは大切です。
この間、ドラマ『チェルノブイリ』を
見たのは何か偶然に思えません。
この本を読み終わろうとした頃、空が
真っ暗になりました。
慌てて洗濯物を取り込んだら、すごい雨!
あのまま干していたら完全に濡れていました。
ラッキー!
それに今日はマンションに重機が入っていて
ダンナに上から写真撮っておいてと
言われていました。
いいタイミングで撮ることができました。
建設会社に勤めているので興味があるんでしょう。
話がそれましたが、これからの生活が
どうなろうと強い気持ちは持てたと思います。
ありがとうございました。
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