昔のことをいうのに意味があるのか？

でも、一度は言っておきたい。

今は化学物質過敏症についての
サイトもブログも見ません。
良くなっているのに自分以上に
大変な人を見ると引っ張られる気がするんです。

かわいそうな人を見ていると、気が充実していない
人は自分も落ち込んでしまうことがあるそうです。

私が化学物質過敏症になったのは
住宅建材が原因です。
軽く発症したのは引越しした後でした。
頭痛や首痛、関節痛、鼻血など。
これは自然とよくなりました。

今のマンションに引っ越した時も
似たような症状が出ましたけど、
長く続く原因は塗装工事でした。

廊下を塗装したというので、様子を見に行ったんです。
そしたら、目の前にモザイク型の月の光が現れたんです。
もう、気持ち悪くて頭痛も始まりました。
その時は知りませんでしたけど、中毒です。

ほんとはすぐ病院に行かなければいけません。
そんなこととは知らず、数日頭痛は続きました。

それから始まる地獄の日々。

臭いが襲ってきます。

何で調べたのか覚えていませんけど、
化学物質を遠ざけなければいけないと思いました。

頻繁に起きる頭痛、関節痛、健忘症、物を落とす。
簡単な計算も出来なくなる。
いろんなタイプの皮膚疾患。
目の動きがおかしくなる。
鼻炎、ノドに流れる鼻水。
声がかれる。
ろれつが回らなくなる。

若年性アルツハイマーになったのかと思いました。
脳のレントゲンでは異常なし。

眠い。

いくら寝ても眠れるんです。

そして瞳孔がキュッと縮まって夜でも治らない。

とにかく苦しい。

その頃は病院といえば、北里研究所病院しかありませんでした。
何ヶ月も待って、診察を受けても原因物質をさけて
ビタミン剤を飲むとしか教えてくれませんでした。

「この病気で死んだ人はいません」と言われましたけど、
合併症もあります。
都会の人が田舎に引っ越したのに野焼きや農薬に耐えかねて
自分の命を絶ったという話を聞いたこともあります。

そんな大変な病気なのに街の医者はほとんど知りません。

化学物質は複合的に作用します。
ひとつだと安全だけど、数種類集まると
影響することがあります。

何に反応するかは人によって違います。

自分でもこれだけ軽くなったことが不思議なような。
いや、もっと頑張っていたらこんなに苦しまなかっただろう
と思ったり。

部屋だけでも片付けたほうがいいですよ。
でも、洗剤を使って毎日一生懸命掃除してる
主婦の方がなりやすいということも聞いた事があります。

副交感神経優位の生活もなりやすいとか。

健康な人はどんな無茶をしても元気なものです。
遺伝子かもしれません。

ここまで書いて心配しないでくださいと言っても
信じられないでしょうか？
ただ、こんな人もいることだけお知らせしたかったのかも。

次回からは前向きなブログにしたいと思います。

ありがとうございました。