『マリコを止めるな!』『愉楽にて』林真理子
018.1.18~2019.1.3.10号「週間文春」
をまとめたものです。
芸能人の浮気話は「そうなんだ~」ぐらいで
あまり興味はない。
世間に疎い私にはこれくらい昔の話題が
あってるかもしれない。
文化人の生活も興味ある。
社会のことも現在進行形のことより
時間をおいたほうが分かりやすい時がある。
その為にエッセーを読むのかもしれない。
真理子さんのエッセーははずせない。
西舘好子さんと作家の井上ひさしさんのことは
ショックでした。
元だんなさんの井上ひさしさんがDVだったこと、
好子夫人がきちんとしゃべりたいと言ったのに
出版界が無視したとかっていう裏話が聞けるのが
おもしろい。
この間読んだ『愉楽にて』は日経新聞に連載されて
いた小説らしい。
私は新聞に連載される小説はあまり好きになれない。
1回1回は面白いのかもしれないけど、本にしたとき
なにかちぐはぐになるものがある。
『愉楽にて』は連載中人気があったらしくツイッターで
「愉楽会」というものができたそうです。
日経読む人ってこういうのがお好きなんですね。
主人公は裕福な男性2人。
お金持ちの遊び方を描いています。
ゲスな男っていうだけで読んでいてムカムカします(笑)
それに表現が文学的じゃない。
ターゲットは男の人なんでしょう。
出張先で浮気、京都では女の人を囲う。
一般の人から見たらうらやましい限りでしょうね。
そういうところが受け入れられたのかもしれません。
「さあ、こっち(こちらへ?)へおいで」
って笑えませんか?
「おいで」だけでキュンってしちゃうけどな。
連載が終わるので話がブツッと切れた感じがなんとも・・・。
前もそういう小説ありました。
お金持ち話は好きだけど、エッセーでいいかな。
***
今日の午後、空に現れた長~~~い雲
思わずシャッターを切ってしまいました。
何か意味があるんでしょうか?
ありがとうございました。
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。