『大鏡』現代語訳
全体的に興味ある話が少なかったので
あまり記憶に残っていないと言うのが
本音です。
でも、原文で読むときっと美しい表現なんでしょうね。
「こまやかに笑う」という文が出てきますが、
いい表現だなと思いました。
藤原道長のことが書かれていますが、
現代人からは物足りないエピソードのような
気がします。
醍醐天皇が、躬恒を呼んで
「月を弓張というが、それはどういう意味か、
この理由を和歌に詠め」といわれた。
照る月を弓はりとしもいふことは
山辺をさしていればなりけり
空に照り輝く月を弓張月と申しますのは、
いつも山辺をさして入る。
すなわち、射るからでございます。
この答えが気に入って褒美をとらせたという
話が印象的でした。
やっぱり和歌はいいですね。
短い文章の中に美しくまとめられています。
昔の人はよく和歌を詠みます。
この頃、もののけは見えていたのかもしれませんね。
祈祷、占い、神仏を拝むことが日常にあることだった
ということが分かります。
あまり理解できなくてすみません。
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