有吉佐和子について part4
現代作家だけでなく昔のいい作品を読んでおきたいと
思う今日この頃。
『源氏物語』もそのひとつでした。
有吉佐和子も、精神的に不安定な時
読みかけているものが数冊あります。
それも読まなくちゃ。
どうしても、自分で持っているものは
いつでも読めると思ってしまいます。
本の断捨離をして、ほとんどを売ったりして、
図書館を利用していますが、有吉佐和子だけは
ほとんど持っています。
終活を意識した時、好きな本を誰かに読んでもらいたいと
思いました。
『芝桜』と『木瓜の花』は特に。
ダンナの姪っ子は高校生の時、俳句をやっていて
表彰されて東京まで来た実力があります。
そんな子に読んでもらいたくて本を送りました。
後で聞くと蔵書4,000冊という読書家でした。
マンガ込みですが。
私の目にくるいはありませんでした。
有吉佐和子はとにかく忙しい人でした。
『笑っていいとも』をジャックしたのを
覚えていますか?
私は仕事をしていたので見られませんでしたけど、
あれはテレビ側のやらせだったようです。
睡眠薬がないと眠れない毎日でしたが、
『女二人のニューギニア』にあるように
ニューギニアに行ったときは薬なしで
眠れたそうです。
そして53歳という若さで亡くなったときは、
朝ベッドで見つかったそうです。
なんてドラマチックな生き方だったんでしょう。
娘の玉青さんの本で知ったこともいろいろあります。
バイタリティーある生き方だったように思います。
作品に
今まで紹介したほかに
『和宮様御留』
『出雲の阿国』
『開幕ベルは華やかに』
『香華』
『不信のとき』
『私は忘れない』
『夕陽カ丘三号棟』
『助左衛門四代記』
『母子変容』
『鬼怒川』
などなど、まだ多数。
映画・ドラマ・舞台になったものもたくさんあります。
昔の作品を埋もれさせたくなくて
今回書かせていただきました。
平成のうちに出来てよかったです。
ありがとうございました。
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