新田が言った
「特定の人間を無駄に疑うのも、仕事の一つなんです」
は、なるほどねぇ～と思いました。

犯人が最後まで分からないのはしょうがないですよね。
そういう書き方ですから。
でも、楽しめました。

映画なら誰がやるんでしょう
犯人（笑）

次は有吉佐和子の『開幕ベルは華やかに』
出だしで、眠れない人が出てきますが、
作者も睡眠薬がないと眠れなかったようで、
細かいところまで詳しく書いています。

これも殺人事件らしいです。

読んだのがずっと昔なので内容は覚えていません。
楽しみです。
長く生きてるとマイブームもたくさんきます。

読書をするようになったのは
社会人になって2年目、ひとつ年下の人に
司馬遼太郎の『功名が辻』を薦められたのが
きっかけでした。

それから女性作家の歴史物をいくつか読みました。

いろんなものも読みながら、次にはまったのが
有吉佐和子。
作品の中に、自分の名前がよく使われるからという
変な理由から始まりました。

花柳界、稽古ごと、着物、母と娘、古い時代から新しい時代へと
移り変わる歴史。
知らないことをいろいろ教えてもらった気がします。

大体「女性」がテーマの時が多いんでしょうか。
嫌われる女は容赦ない！という書き方。
いらいらしたり、スカッとしたり（笑）

昔を思い出して読んでみたいと思います。

今日は雨です。
しばらく雨の日が続きそうですけど、
いつもなら梅雨入りの頃はあまり降らないのに
めずらしいですね。
また、異常気象なんて言われるんでしょうか？

ありがとうございました。