『さくら、さくら おとなが恋して(3)』林真理子 ネタバレ
(眠る妻)
花畠修一、妻涼子
仕事で田上幸夫という男と会う。
もしかすると妻と知り合いかも
と言う。
もしかすると昔の男では。
(吸い殻の物語)
吉田は国吉から会ってほしい女が
いると言われた。
風間景子という女優だった。
国吉の手はまず、女の高慢な鼻をへし折り、そして
うろたえている女の心にじわじわと入っていく。
昔から変わらない。笑
その後、景子のスキャンダルが発覚する。
国吉と景子のことは本当だったんだろうか。
(さくら、さくら)
安永雅夫38歳、
山岸美沙、就活している女子大生。
一晩だけのアバンチュールのつもりだった。
しかし、就職して会社に入社した美沙。
さて、どうなる。
(週末まで)
佳恵、妻ある人と不倫。
週末は一人の時間。
ゴルフの練習場で出会った小沢。
妻がデパート勤めをしていて土日が暇。
月曜から金曜の男、土日の男。
不倫も休みを入れたいと思う佳恵だった。
(恋物語)
純子は結婚していた巧を奪って子供を
作って4年。
巧の元妻が再婚するらしい。
元妻がどんな人か夫のアルバムを
探してみるが1枚もない。
が、夫が持って帰ってきた週刊誌には。。。
(トロピカル・フルーツ)
高田邦明と美佳は新婚旅行に来ていた。
邦明には美佳のほかに付き合っていた
涼子がいた。
美佳から出た言葉は
「許してあげる、本当だったら」
(別れてはみたけれど)
有里33歳、倉吉38歳。
付き合って半年。
有里は結婚を切り出されてもその気に
なれない。
別れを告げる。
別れてはみた。
結婚はしたくないけど、恋はしたい。
***
いろんな恋の形があるものです。
短編でなくもう少し深い内容だったら
よかったのにと思うものもありました。
真理子さんが書く小説の女性はきまって
美人。
美人ってほんとうにこんなこと
考えるんだろうか?
ま、人それぞれでしょうけど。
ありがとうございました。
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