『悪の芽』貫井徳郎
アニコンの会場でで火炎瓶を投げつけ
無差別殺人を行った男。
その後、自分も焼身自殺を
はかり、原因は不明。
ただ、小学生の時いじめを
受けて不登校になったことが
きっかけになったという。
そのニュースを聞いた元同級生。
いじめの原因は自分にあったのでは
と思い、犯人の人生を追いかける。
いじめの原因を作った安達は
罪の意識からパニック障害になる。
いじめた方はそんな罪悪感もつ
ものだろうか?
小学生のことだしね~
と思うのは知らないからか。
私たちの子供の頃は陰湿ないじめは
なかった。
いつからこんな世の中になったんだろう。
いじめのシーンは見たくなかったので
飛ばし読みした。
ほんとにいやだ!
いろんな人が出てくるけど、
ミステリーっぽく伏線があるわけでも
なかった。
最後は「悪の芽」より「善の芽」を
強調したかったように思った。
アニコンで無差別殺人も現代的というので
出したみたいに思った。
ネット社会の問題も興味深い。
いろんな立場の人の心理描写はうまく
描かれていた。
あまり言うとネタバレになるから
言えないけど、ミステリーとしては
あまりおもしろくなかったかな。
今日は1日雨っぽい。
また新しい本読もう。
ありがとうございました。
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