☆*゚真珠のつき世界☆*゚

面白く生きたい!ただそれだけです。

『悪の芽』貫井徳郎


アニコンの会場でで火炎瓶を投げつけ
無差別殺人を行った男。
その後、自分も焼身自殺を
はかり、原因は不明。


ただ、小学生の時いじめを
受けて不登校になったことが
きっかけになったという。


そのニュースを聞いた元同級生。
いじめの原因は自分にあったのでは
と思い、犯人の人生を追いかける。


いじめの原因を作った安達は
罪の意識からパニック障害になる。


いじめた方はそんな罪悪感もつ
ものだろうか?
小学生のことだしね~
と思うのは知らないからか。


私たちの子供の頃は陰湿ないじめは
なかった。
いつからこんな世の中になったんだろう。


いじめのシーンは見たくなかったので
飛ばし読みした。
ほんとにいやだ!


いろんな人が出てくるけど、
ミステリーっぽく伏線があるわけでも
なかった。


最後は「悪の芽」より「善の芽」を
強調したかったように思った。


アニコンで無差別殺人も現代的というので
出したみたいに思った。
ネット社会の問題も興味深い。
いろんな立場の人の心理描写はうまく
描かれていた。



あまり言うとネタバレになるから
言えないけど、ミステリーとしては
あまりおもしろくなかったかな。


今日は1日雨っぽい。
また新しい本読もう。


ありがとうございました。