『源氏物語 巻二』終了
ひとつひとつが短いので、
1冊にたくさんの話が出てきます。
巻二も知っている話がたくさん出てきます。
末摘花は鼻が長く先が赤い不細工な
女の人なんだけど、しばらく面倒を見ます。
そこが源氏のいいところなんでしょう。
六条の御息所は嫉妬深い人。
葵の上のところに生霊として表れ
ついには呪い殺してしまいます。
六条の御息所が言った
「思うまいと思うことがすでに思っていること」
なかなか思いを吹っ切るのは難しいものですね。
中宮になった藤壺の宮でしたが、桐壺帝が亡くなって
尼になります。
源氏はその点けじめがあって言い寄ったり
しなくなります。
この時代、人がよく亡くなります。
紫式部の時代、権力をほしいままにした
藤原道長は兄たちが次々亡くなった為、
棚ぼたのように権力を握った幸運な男だったらしいです。
長生きした人が勝ちですね。
ありがとうございました。
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