☆*゚真珠のつき世界☆*゚

なせば成る なさねば成らぬ 何事も 成らぬは人のなさぬなりけり 上杉鷹山

『普天を我が手に 第二部』奥田英朗

真珠


ようやく読み終わりました。

600ページ近い大作です。

中身が凝縮、てんこ盛りです。


昭和元年生まれの4人。

第一部は親の話でしたが、

第二部は本人たちが主役です。


16歳です。

いよいよ第二次世界大戦が始まります。




・父が軍人の竹田志郎。

アメリカで過ごすが、スパイ容疑を

かけられて、なかなか日本に帰れない。

人に恵まれ助けられる。





・父がヤクザ矢野四郎。

血のつながりはない。

戦争では回天特攻隊に志願。


敵の潜水艦に回天で体当たりする特攻。

すんでのところで乗らずに済んだ。


戦後は自分でも組を作る。


戦後、頼りにならない警察の代わりに

不良米兵や外国人が騒ぎを起こすと

ウラ街道の住人だった侠客たちが守る。


ヤクザもいい仕事もするんですね。

知らないところで誰かが守ってくれて

いるものです。


今現在はどうなのかな?







・母が婦人運動家の森村ノラ。

教会の関係から戦後、孤児院を作る。

英語ができるということで、GHQの

仕事をする。




・父は大連で興行師をやっていて自分は

俳優をやっている五十嵐満。


戦後、大陸は乱れる。

いろんな立場の人間に翻弄される。


ソ連には軍人ではないのに捕虜扱い

され、過酷な労働をさせられる。


そこから逃亡して、また捕まるが

処刑寸前で助けられる。


共産主義のことが詳しく語られて

いる。ここは読み応えあり。

この時代は興味深い。


ソ連の独自の考えで日本人は

強制労働を強いられる。





・最後は大学卒業間近。

4人は再会する。


第三部に続くが、奥田英朗さんは

前向きな人が多いので、読んで

いても清々しい。


日本の中でもトップクラスといえる

人間の話なので、苦難があっても

挽回してくれると思うと安心して

読める。


第三部が楽しみ。

12月発売です。

今年中に読み終わることができる

かな。


土日お出かけしなかったので、最後

集中して読めました。

達成感!


見ていただき

ありがとうございました。

☆共感できたらよろしくお願いします☆

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