2月のカレンダー『検事の本懐』柚月裕子
2月になりました。
40年前入籍した月です。
「できることをやればいい」
確かにそうですね。
佐方貞人シリーズ第2段
佐方貞人が新人の検事の頃の話。
短編集1話
「樹を見る」
連続放火魔の容疑者が捕まる。
容疑者はその中のひとつは自分
ではないという。
ネタバレになるかな。
警察ならそれくらい分かると
思う。
同一人物の犯行かは調べれば
違いはわかるはず。
なかなか佐方が出てこない。
佐方登場。視点が違う。
理由まで調べる。
短編集2話
「罪を押す」
人が落ちていくのは簡単なの
かもしれない。
それを許さないのは強い意思。
お金を借りるのは簡単だけど、
返すのは大変。
底はないと思ったほうがいい。
なぜ時計を盗んだか。
そこを探っていく過程がおもしろ
かった。
短編集3話
「恩を返す」
佐方の高校の時の同級生天根弥生
から助けてほしいと連絡があった。
弥生は中学の時問題を起こしていて
このことが原因で脅されていた。
どんどん話に引き込まれる。
短編集4話
「拳を握る」
柚月裕子さんておもしろい。
佐方がすぐ出てこない。
検察って大きな事件を解決するため
なら嘘もしかたないのか?
佐方は最後まで逆らう。
題名に納得。
短編集5話
「本懐を知る」
佐方の父は弁護士だった。
その父が横領の罪で投獄され、獄中
で亡くなる。
ニュース週刊誌の専属ラーター兼先
がその事件を追う。
読者だって「まさか~!」って思う。
どの作品も、ん~~と唸る。
シリーズはまだ続く。
U-NEXTで動画も観たけど、内容は
少し変えてある。
2時間におさめるにはしょうがないの
かな。
奥田英朗さんは女心がわかる人、
柚月裕子さんって表現が男らしい。
見ていただき
ありがとうございました。


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