『椿と花水木 万次郎の生涯 上』津村陽
上巻は万次郎が子供の頃の事から、
遭難して捕鯨船に救助されてアメリカ
に渡った生活が描かれています。
とにかく働き者で勉強熱心、優れた
知能。
最初、日本人だからと差別していた
人たちも万次郎の魅力に気づく。
こういう人の話は読んでいても
おもしろい。
日本ではどんな遊びをしていたか
聞かれて凧を作って飛ばしてみたり
する。器用だ。
助けてくれた船長が本当に素晴らしい
人で自分の養子として育ててくれる。
なんという幸運。
運が悪ければ奴隷として売られて
いたかもしれない。
坂本龍馬は遅咲きだったけど、
万次郎は小さい頃から仕事を
して家族を助けていた。
こういう人が成功する話はうれしい。
下巻は捕鯨船に乗った万次郎が
アメリカに戻るところから始まる。
読み応えありの作品。
日本に帰ってからも楽しみ。
昨日は酷暑の中、己書に行ってきました。
お題はお盆
見ていただき
ありがとうございました。
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。