『AXアックス』伊坂幸太郎
読み終わりました。
『グラスホッパー』『マリアビートル』に
続く殺し屋シリーズ。
伊坂幸太郎は1冊にいろんなことが
凝縮されているので、何を取り上げるか
迷う。
殺し屋と言っても前作とは全く違う。
でも、前に出てきた人たちの名前も
出てくる。
これはどの作品でも言える。
いろんなところに他の作品のエピソードや
名前が出てくるのが楽しい。
主役は兜
恐妻家の殺し屋だ。
いない所で悪口をいうくらいなら、
恐妻家とは言えない。な~んていうくらい
奥さんに気を使う。
今回は家庭の話がたくさん出てくる。
息子との話もホンワカする。
途中、意外な展開にえ~~~!!
となる。
息子も交えて話は進んでいく。
やっぱり普通の人と違うなぁ~。
奥さんが息子にいう
「やれるだけのことはやりなさい、
それで駄目ならしょうがないんだから」
何度か出てくるから大切なことなんでしょう。
キュンとするところもあって、
ただの殺し屋小説とは違う。
こういうところがたまらない。
ありがとうございました。
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