☆*゚真珠のつき世界☆*゚

面白く生きたい!ただそれだけです。

父と戦友

『なつぞら』で、なつは
アニメーターを目指すと
言っていますね。




私の勘違いだったようです、
すみません。




アニメーターも知り合いが
いるので、これから楽しみです。




なつが身を寄せる家の柴田剛男は
戦友とどちらかが戦死したら
相手の家に手紙を届けに行く
という約束をしていました。




私の父も同じようなことがありました。
シベリアに抑留されていましたが、
そこで出会った戦友と、もしどちらかが
帰れなかったら相手の家に
報告すると約束をしたそうです。




無事に日本に帰れることになったとき
番号が与えられるそうです。


乗船する時、呼ばれるので
それを覚えていないと船に乗れないので
ロシア語?なのか、とにかく
何度も復唱して覚えたそうです。




その番号を呼ばれて船に乗り込みます。
二人とも帰れるはずだったのですが、
戦友だけが呼ばれなかったそうです。




それで父は戦友の無事を伝えに
北海道の戦友の実家まで行ったそうです。




その後、戦友は帰る事ができたのですが、
亡くなるまで交友は続きました。




冬、こちらからは秋田のりんごを送り、
正月は北海道から新巻鮭と大きな日めくりが
送られてきました。




秋田の内陸部に住んでいたので、
食べられる鮭といえば、しょっぱいボダッコばかり(笑)
北海道から送られてくる新巻鮭はそれはおいしいものでした~♪




毎年、楽しみに待っていました。




シベリアでは過酷な生活を送っていたはずなのに
私が女の子だったからか、やわらかい話を
してくれました。




夜になると満天の星空~☆☆☆
これを幸せな時に見たかったなぁ~
と思ったそうです。




どんな空だったのか、想像も出来ませんが、
癒されることのない生活で星空だけが
楽しみだったのかもしれません。






ありがとうございました。






4月7日は選挙に行けないので、
不在者投票をしてきました。
帰りは自転車を降りて
いつもの散歩道を歩いてきました。



ソメイヨシノもだいぶ咲きそろいました。